近くて遠い国

韓国へ行ってきました。
雰囲気はほとんど日本。
人も建物も車も、日本にあるものとそっくり。
しかし、決定的に違うもの、馴染みにくいものがありました。
それはハングル文字です。
観光客向けのスポットに行けば、
日本語や英語表記があるから問題ありませんが、
地元民向けのお店に行ったときなどは、ほんとに困った。
何やら10個くらいの品目とその価格が書いてあるのですが、
写真がついていないから、料理が出てくるまで何が出てくるか分かりません。
スペイン語やドイツ語もわからないけど、
アルファベットなだけに結構意味が推測できたりするものです。
しかし、ハングルの場合、それを知らない人にとっては
何のとっかかりもなく、ほんとに意味不明。
しかも、韓国なんて楽勝じゃんと何の警戒もしていなかっただけに、
ハングル文字オンリーの料理屋に入ってしまったときの敗北感といったら、もう。
そういう意味で、今回の韓国旅行は、意外な新鮮さを味わえた、
なかなか良い旅行となりました。